« 滝西おつかれさん!結果はどうであれ、甲 | トップページ | 【地下神殿】と呼ばれる『首都圏外郭放水路』 »

2017年8月12日 (土)

ジョンウィックチャプター2ネタバレ

ジョンウィックチャプター2

原題JohnWick:Chapter2
2017アメリカ上映時間122分
監督チャドスタエルスキ
製作ベイジルイバニク、エリカリー
製作総指揮ジェフワックスマン、ロバートベルナッキ、デビッドリーチ、ケビンフレイクス、ビシャルルングタ
キャラクター創造脚本デレクコルスタッド
撮影ダンローストセン
美術ケビンカバナー
衣装ルカモスカ
編集エバンシフ
音楽タイラーベイツ、ジョエルJリチャード
音楽監修ジョンフーリアン
出演キアヌリーブス、リッカルドスカマルチョ、ルビーローズ、ジョンレグイザモ、コモン、ピーターストーメア、イアンマクシェーン、ローレンスフィッシュバーン、フランコネロ
パンフレット720円内容が薄めかと思いきや、意外と充実してた
あらすじ
前作でニューヨークを舞台にロシアンマフィアを相手に繰り広げた壮絶な復讐劇から5日後。平穏な生活を送りたいジョンは、イタリアンマフィアのサンティーノからの殺しの依頼を断るが、それにより自宅を爆破されてしまう。ジョンはサンティーノへの復讐を開始するが、命の危険を感じたサンティーノに7億円もの懸賞金をかけられ、世界中の殺し屋から命を狙われる事態に巻き込まれてしまう。以上、映画comより

予告編はこんな感じ
89点
この映画については、結騎了さんの感想が超オススメでございます(o-)b
今回の感想は、ナイスガイズ!の大事なネタバレに触れているので、できればナイスガイズ!を観てから読んで!
今回の感想は、残酷でグロい動画へのリンクが張られているので、そういうのが苦手な人は気をつけて!

ガンフーを世界に知らしめた前作が大好きだっただけに、本作も前売り券を買って楽しみにしてましてね。7月下旬にTOHOシネマズ新宿で観たら案の定ストライクだった上に、ムービーウォッチメンの課題映画になったということで、今週火曜日にTOHOシネマズシャンテで2回目を観てきました。さっきまで命だったものがあたり一面に転がるOHYEAH()ノと思ったり。
TOHOシネマズ新宿の11番スクリーン、7割ぐらいの入りだったような。
TOHOシネマズシャンテの2番スクリーン、男ばかりで5割ぐらい埋まってた記憶。

唐突にまったく関係ない文章を書くと、僕は仮面ライダーアマゾンズが大好きでしてね。セカンドシーズンの主題歌DIESETDOWNもダウンロード購入して日愛聴しているんですが、さっきまで命だったものがあたり一面に転がるOHYEAH()ノという歌詞に関しては、さすがにそんな凄惨な状況の後にOHYEAHはないだろう(;)なんて複雑な心境になったりもしたんですけれども太陽戦隊サンバルカン主題歌の花は枯れ、鳥は空を捨て、人は微笑みなくすだろうYEAH()の方は、まだ次の太陽はOH生命の星だの歌詞に希望が感じられるから大丈夫という、どうでも良いフォロー。なんと本作はまさにそんな作品だったから、映画って不思議ネ()とにかく主人公のジョンウィックが襲い来る裏社会の人を撃退殺しまくって、あちらこちらに死体が散乱する凄惨な内容にもかかわらず、OHYEAH()ノと観客のテンションが上がりまくる素敵ムービーだったのです。
ファーストシーズンの主題歌の食うか食われるかの運命OHYEAH()も少し気になるって、どうでもいいね。
その秘密は、世界観。前作でもコンチネンタルホテルの中では殺人禁止といった独特の殺し屋ワールドがサラッと描かれていましたが、本作はその世界観を前作以上に魅力的に広げていて。銃のソムリエや防弾服の仕立屋が出てきたりするあたりとか、100点としか言いようがないんですけど、伝説の男ジョンに立ち向かうチンピラや殺し屋たちも死にたくないよぅ()なんて怯えは一切見せず、カルカンを見つけた猫ライクに迷いなくまっしぐらに殺しに来るからスゲー清しい。そんな世界にいるんだから、殺したり殺されたりしても仕方ないね()と、観客にリアルないのちのねだんなどを考えさせない作りになっているんですよねむしろ暗殺依頼の値段の相場とかが気になってくる。
一応、画像を使って話を書いておくと、お話は前作の5日後、盗まれた車を取り戻すところからスタート。
車を取り戻して安らかに暮らそうとしたら、かつて誓印を交わしたサンティーノから殺しを依頼されまして。
依頼を断ったら家奥さんとの思い出の品を焼かれて超激怒!でも、誓印には従わないとダメなので。
サンティーノの姉ジアナを暗殺するため、ローマにやってくるというね。
で、ソムリエや仕立屋などの力を借りて、見事に任務を果たすんですが、しかし。
ジアナのボディーガードのカシアンに超恨まれるサンティーノから暗殺指令が下りまして。
700万ドルの賞金目当てに、ジョンの元に殺し屋たちが次と押しかける返り討ちだッ!()ノ
あーだこーだあって、やっとサンティーノを射殺するもコンチネンタルホテルの中では殺人禁止の掟を破ったので。
裏社会の人間たちがフラッシュモブを披露してくれるというサプライズ。
ところが、サプライズ嫌いだったジョンは全員殺す宣言なのでした少しウソ。

しかも、アクションが素晴らしい。チャドスタエルスキ監督はジークンドーのインストラクターを10年やっていたという本格派であり、あのブランドンリーにジークンドーを教えた上にスタントダブルもやっていた信用できるにも程がある男なんですけれども。今回は前作で好評だったガンフーだけでなく、殺人カーアクションカーフーや、ナイフを使った戦闘術ナイフー、現在謹慎中の狩野英孝さんが得意とするスタッフーなども展開してましてね1つウソ。車で人をはねたりはねられたりする序盤からとても楽しくて、人間って車にはねられたぐらいじゃ全然死なないし、むしろそこから戦えるよね()なんて間違った価値観が植え付けられたほどでしたよ。
車を武器化して人をはね飛ばす!映画としては最高だけど、現実でやったらダメだぞ!(o-)b

とは言え、一番グッときたのはガンフーでして微笑。僕は銃器にはあまり興味がないし、ガンアクションよりは格闘アクションの方が全然好きなんですけど、柔道柔術要素をさらに強めて投げて、関節を固めて、撃ち殺すということを追求した投極殺アクションはマジで面白かった。これは素人考えですが、当たってなくても当たっているように見せられる打撃と違って、投げって実際に投げざるを得ないごまかしが利かない分、より大変だと勝手に思っていて。それをバンバン繰り広げるんだから、スゲェなぁと。あと、例えば、地下鉄で倒れている殺し屋をナイフで刺そうとする際、体をクルッと回転させてパスガードしたりとか、いちいち柔術技が入っているのも良くてねしみじみ。それ以外でも、鉛筆で暗殺者を倒すシーンペンフーもお見事で、別に鉛筆を持って刺すだけでも十分満足なのに、さらに一歩先をいった鉛筆を固定させるというフレッシュな殺し方まで見せてくれていて、劇場で射精いたしました心が。
この素敵な殺し方を見て!首に鉛筆、刺されたくないものです(;)

そして、各キャラが立っているのも良かった。ごめんなさい、今までコモンについては特に興味がなかったんですがランオールナイトの殺し屋役もそんなにグッとこなかった、ジョンと同等に近い実力を持つ暗殺者カシアンのカッコ良さは異常であり、人混みの中、ジョンとサイレンサー付きの銃でプシュプシュ撃ち合うシーンの楽しさクールさと言ったら!サンティーノを守る手話でコミュニケーションをとる女殺し屋アレスも小さくて忠実で獰猛といった雰囲気がとても素敵で、僕の抱かれたい女性リストにルビーローズがランクインしたのは言うまでもないでしょうどことなく偉そうに。その他、いくら引退のためとは言え、なんでジョンがあんな奴と誓印を交わしたのか不思議なほどにクズな男サンティーノや、ジョンに殺される前に堂と手首を切って自殺しようとする女ボスジアナ、コンチネンタルグループ系列の支配人従業員の人たちなどなど、前述のソムリエなども含めて、みんなケレン味があって、みんないい。そんな金子みす先生っぽい気持ちになるほど、登場人物たちが魅力的だった次第。
コモン、超カッコ良かったですなしみじみ。このキャラのスピンオフが観たいほど。
ルビーローズ、トリプルX再起動の時より好みであり、あんな風に股間を調べられたいです(;)

って、ここまでべた褒めしながらも、ううむ、少し不満があって。なんて言うんですかね、よく出来てる子だからこそ、細かい文句を言ってしまいたくなる気分というか。例えば、ソムリエと仕立屋と地図屋のシーンが同時進行する演出はとても楽しかったんですが、バイオリン弾きの殺し屋や暗殺力士が襲撃する場面に関しては、同時進行ではなく個の対決をちゃんと見せてほしかったし、バイオリン弾きは弓でも攻撃するとか、力士は相撲技を使ってくるとか、もっとプラスアルファが観たかったというのは贅沢でしょうか力士がなかなか死なないのは面白かったけど。それとマトリックスでキアヌと共演したローレンスフィッシュバーンが出てきたこと自体は良かったけど、彼の大仰な芝居がクドい上に話も長く感じて、少しイラッとしちゃいました屋上武器庫ぐらいの場所移動で良かったのでは。
ローレンスフィッシュバーンは好きな役者さんだけど、本作は早く話が先に進まないかなぁって思ったり。

で、何よりも腹が立ったのは、サンティーノが即死だったこと。でも即死だったから大丈夫!(o-)bというナイスガイズ!の名言があるように、即死は大丈夫じゃないですか何を書いているのか、よくわからなくなってきた文章。姉ジアナの死を依頼しながらも今も愛してると言い、自分が殺させたくせに姉を殺した奴に復讐するのは当然とほざくクズの中のクズであり、ホステルの犠牲者ぐらいに散苦しんでから死んで欲しいと願っていたら、即死ってさぁ。いや、もちろんこのホテルの中では殺せないだろ?的なドヤ顔を披露した直後のヘッドショットには、ざまぁ!()感もなくはないんだけど、そのせいでジョンは裏社会全体から命を狙われることになるワケでさぁ。あの犬と走って逃げるラストが、もう可哀相で可哀相で()サンティーノがコンチネンタルホテルに逃げ込もうとしたらジョンに足を撃たれる這って入ろうとすると腕を撃たれるそのままアマゾンに運ばれる現地の人たちに生きたまま解体されて食べられてしまうって感じのハッピーエンディングだったら留飲が下がったと思うんですが、ダメだったのでしょうか間違いなくダメ。
ジョンが走って逃げるラストを観た僕の気持ちを代弁するエシディシを貼っておきますねジョジョ第二部より。

まぁ、そんなワケで、些末な言いがかりを書いたりもしましたが苦笑、とても美味なアクション映画でしたYO!()ノOHYEAHなんかね、本作は防弾スーツの導入によって撃たれても致命傷にならないということで、全体的には前作よりもアクションのゲームっぽさが高まった気がします。もうジョンが幸せになることはなさそうで本当に切ないのですが、ちくしょう、やっぱりあの続きは観たいし、同じ世界観のスピンオフバレリーナも超気になるということで、チャド監督とキアヌのタッグにはまだまだ頑張ってほしいところ。ちなみに2人は映画comのインタビューの中で、3ではバイクを使った殺人術モーターサイクルフーや、馬に乗って銃を駆使するホースフーにチャレンジするようなことを発言していましたが、僕的には今度こそ愛犬と連携して敵を倒すドッグフーを見せてほしいと思っております。おしまい。
素敵な1作目。僕の感想はこんな感じ。

デジタル盤のサントラ。結構ほしい。輸入盤もあります。

キアヌとローレンスフィッシュバーンが共演した素敵映画。未見の方は観ておくと良いザンス。

チャド監督がブランドンリーのダブルを務めた映画映画秘宝情報。ブランドン()

« 滝西おつかれさん!結果はどうであれ、甲 | トップページ | 【地下神殿】と呼ばれる『首都圏外郭放水路』 »